フラップ/t/のルール

フラップ/t/とは

フラップ:t:

フラップ/t/とは、[t]の音の前後が母音で挟まれた場合に、[t]が[l]もしくは[d]の音に変化するルールです。

*なお、[t]の直後の母音にアクセントがある場合、フラップ/t/は起こりません。
*厳密に言うとフラップ/t/後の音は[l]もしくは[d]ではありません。あくまで[l]や[d]の音に近い音になるというニュアンスでご理解ください。

 

(参照:[t]の発音方法[l]の発音方法[d]の発音方法

 

 

フラップ/t/が起こる単語例

water  /wɔ:tər(ワーター)/
→ /wɔ:lər(ワーラー)/ もしくは /wɔ:dər(ワーダー)/

フラップ:t:water

 

他にはこんな単語も・・・

better  /betər(ベター)/
→ /belər(ベラー)/ もしくは /bedər(ベダー)/

heater  /hittər(ヒーター)/
→ /hi:lər(ヒーラー)/ もしくは /hi:dər(ヒーダー)/

などなど、[t]の音が母音に挟まれたときはいつでもフラップ/t/が起こり得ます。

(参照:発音記号と発音方法の一覧表

 

 

フォニックス教授から一言コメント

prof phonics rightフラップ/t/は、英語ネイティブが日常的に行っている音変化だよ。フラップ/t/を起こした単語を聞くと、全く別の単語のように聞こえる

例えば、sitting(シッティング)という単語も、フラップ/t/によってsiliŋ(シリング)という風に聞こえることがあるんだ。

 

実際の英会話では、フラップ/t/は使っても使わなくてもどちらでもよい。

だから、スピーキングだけ考えると、フラップ/t/は知らなくても大丈夫なんだ。

 

しかし、リスニングのことを考えると、この概念は絶対に知っておかなくてはいけないよ。

もし相手がフラップ/t/を多用する人だった場合、音変化についていけず「???」という事になってしまうからね。

 

フラップ/t/の音変化は、[l]に変化する場合と[d]に変化する場合の2通りがあるよ。

しゃべるときに、[l] or [d]のどちらに変化させるかは好みの問題だ。

発音しやすい方に変化させて、英語を滑舌良く流暢にしゃべれるようになろう。

 

フラップ/t/は他の音変化と組み合わさって様々なバリエーションができる。

合わせて押さえて英語ネイティブのような流暢な英語発音をマスターしよう。

(参照:リエゾン語尾の破裂音省略機能語のリダクション

 

■音変化の組み合わせ例