英語を使った海外就職ガイド

英語を身につけたら海外就職に挑戦すると面白いですよ。

もちろん、人によって状況が変わるので誰でもできることではありません。

でも私自身の海外就労の経験から、「機会があれば人生で1度くらいは海外の職場で働くといいかな〜」と思っています。

 

海外で働くと、「働く」ということに対する多様な考えに触れることができます。

すると仕事との関わり方について広い視野で考えることができるようになります。

 

そして英語ができれば、そのチャンスはぐっと身近な物になりますよ。

 

 

海外就職の特徴 〜海外と日本との働き方の違い〜

海外就職は日本の就職とでは働き方がかなり異なります。

 

中でも一番大きな違いは、正社員という概念です。

実は、正社員という働き方は日本独特のもので、海外ではあまり見かけません。

 

多くはフルタイム(=固定給 or 年俸制)かパートタイム(=時給)の2種類の働き方で分かれており、マネージャーや専門職など一部のハイクラスワーカー以外はみなパートタイムです。

 

なので日本の感覚で正社員の仕事を探してもまず見つかりません。

最初は低クラスのポジションで就職して、そこから転職を繰り返しながらキャリアアップしていく流れが一般的です。

 

 

海外就職のメリット・デメリット

メリット

私が感じた海外就職のメリットは、サービス残業がないことと、年に1ヶ月近い有給休暇を完全消化できることです。

日本と違い英米圏では法令遵守の意識が強く、サービス残業のような違法行為は処罰の対象になります。

そのため働いた分はしっかり給料が入ってくるし、スタッフの残業はコスト増に直結するため、マネージャーも時間内に仕事が終わるよう上手にコントロールしてくれます。

 

こうした労働習慣の恩恵で、みっちり仕事をしていてもプライベートの時間をしっかり確保できます。

だから平日でも、仕事後に子供とキャッチボールをしたり友人とバーベキューをしたりして毎日が充実します。

また年1ヶ月の有給休暇はとても有意義で、休暇中物価の安いタイで長期滞在してのんびりリフレッシュしていました。

こうした光景は、私が住んでいた地域では当たり前でした。

 

デメリット

海外就職のデメリットはビザです。

海外で働いている最中は就労ビザの問題が常につきまといます。

就労ビザは一定期間で更新するのですが、毎年移民局の更新基準が変わり、前回まで普通に更新できたのに突然リジェクト(拒否)されることもあります。

海外就労者にとって更新をリジェクトされるということは失業&自国への強制帰国を意味するので、日々の職務態度に関わらず国の政策でバッサリ切られるかもしれない不安は常につきまといます。

 

 

海外就職で必要な最低限のスキル

海外でそれなりの地位の仕事をするにはネイティブと同等の英語力は必須です。

中にはIT技術者のような英語力がそれほど高くなくてもやっていける職種もあります。

しかし、基本どの職も全般的にネイティブと対等に渡り合えるだけの英語力がないとキャリアアップは不可能です。

 

低いポジションの職種は給料が安い上、就労ビザも取得しづらく身分が安定しません。

海外でそれなりの地位を確保するには、英語をペラペラに話せる必要があります。

 

 

海外就職の主な就職先

海外就職では基本的に自分のスキルを活かした職種に就職します。

例えば、大工や配管工といった土木系専門職、ウェブデザインやプログラミングといったIT系専門職、そして研究職などです。

 

もしそうしたスキルがないのであれば飲食や観光業で職を探すことになります。

私もスキルがなかったのでホテルで仕事を見つけました。

 

またスキルがない人は現地の専門学校(ポリテク)で資格を取って専門職としてのキャリアをスタートさせることもできます。

だいたい1〜2年くらいで卒業できるので、専門学校には多くの社会人が通いキャリアアップやキャリアチェンジを計っています。

 

 

海外就職の手順

一般的な海外就職の手順は3パターンあります。

①インターネット上の求人サイトを利用する
②現地のフリーペーパーの求人の応募する
③企業に直接訪問し採用してもらえるようお願いする

まず①の求人サイトは日本でも一般的な就職活動です。

 

ただ、①の求人サイトに掲載されている求人には応募が殺到するので、現地ネイティブが優先的に採用され、日本人が採用される確率は低いです。

 

②の現地のフリーペーパーの求人案件は、①の求人サイトほどの競争率ではないものの、やはり狭き門です。

比較的多くの応募があるので、ライバルと差別かするため自分を効果的にアピールしていかないといけません。

 

③の企業を訪問するパターンは、飛び込み営業みたいで大変ですが一番可能性が高いと思います。

私がニュージーランドで仕事を見つけた時もこの方法でした。

この方法の良いところは競争率が低いことです。

ちょうど欠員が出たタイミングで飛び込むことができれば、すんなり面接に進み採用してくれる可能性があります。

ちなみにこの方法、日本では考えられませんが海外では一般的な就職活動です。

 

 

海外就職に必要な書類

海外就職に必要な書類は履歴書(CV)とカバーレターです。

海外の履歴書は日本の物とはかなり書式が違うので気をつけましょう。

 

カバーレターは自己PRのようなものでA4用紙1枚くらいの簡単な文章です。

通常カバレターはなくてもいいのですが、あると心証がいいのでつけておきましょう。

 

海外就職の場では私たち日本人は外国人扱いなのでネイティブより立場は弱いです。

少しでも心証を良くできるよう、やれることはすべてやっておくと良いです。

 

著者プロフィール
HN:フォニックス教授
ニュージーランド国内で有名な5つ星ホテルに就職しキャリアを積み上げました。そこでの体験をもとに、ネイティブに通用する実践的な英語の身につけ方を発信してます。詳しくは、詳細ページへ。