発音記号って覚えた方がいいの?

よく英語の発音と発音記号がセットで語られています。

そうした風潮をみると「発音記号を覚えなきゃ!」と思われるかもしれませんが実際のところどうなのでしょうか?

 

 

発音記号は知っていて損はない

発音記号を覚えるべきかどうかですが、私はどちらでもいいと思っています。

確かに英語の発音を覚える上で発音記号を知っているとなにかと得をします。

(参照:発音記号を学ぶ意義

 

だから余裕があるのであれば発音記号は覚えてもいいと思っています。

 

 

発音記号を知らなくても発音の練習はできる

発音記号を知らなくても発音の練習は十分できます。

むしろ中途半端に発音記号を知ってしまうと、発音記号だけを頼りに発音の練習をする悪い習慣がついてしまいます。

すると、癖のある変な発音が身に付いてしまうのです。

 

英語の発音で一番大事なのは耳で聞いた音を正確に真似る姿勢です。

そのためにもネイティブの発音を耳で聞くというステップは省略できません。

 

 

すべてのネイティブが発音記号通りに発音している訳ではない

また、実際に話されている英語の発音は必ずしも発音記号通りではない点も注意が必要です。

英語は世界中で話されていてそれぞれの地域によって発音に癖があります。

ネイティブの発音を自分の耳で聞いて真似する人は、そうした発音の癖にも柔軟に対応できますが、発音記号でゴリゴリに固ってしまうと柔軟性が乏しくなってしまいます。

 

 

まとめ

発音記号は音声学の世界で発達した記号です。

それはあくまで学問の世界であってリアルの世界とは微妙にズレています。

 

発音記号を学ぶメリットは私自身感じているものの、それを盲信すると足下をすくわれます。

発音記号を覚える際は、「自分が一体なにを覚えようとしているのか」という視点を含め理解するといいと思います。

 

著者プロフィール
HN:フォニックス教授
ニュージーランド国内で有名な5つ星ホテルに就職しキャリアを積み上げました。そこでの体験をもとに、ネイティブに通用する実践的な英語の身につけ方を発信してます。詳しくは、詳細ページへ。