英語の発音の上達が早い人の身体的特徴

日本人の英語の発音に対し、海外の反応は「アクセント(訛)が強い」という見方で一致しているように思います。

私もこれまで様々な出身国の人たちと英語で仕事をしてきましたが、彼らの中でも「日本人の英語は聞き取りづらい」と一致していました。

 

しかし、すべての日本人が独特の日本語訛の英語を話す訳ではありません。

有名人の中には、プロゴルファーの宮里藍選手やテニスの錦織圭選手など、キレイな発音で英語を話す人がたくさんいます。

また芸能人では、タレントの関根麻理さんや歌手の宇多田ヒカルさんも流暢な英語を話されます。

 

英語の発音の上手下手には生まれ育った環境や個人の努力だけでなく、

もともと備わっている身体能力も大きく影響すると言われています。

 

 

耳がいいと発音の上達が早い

例えば、ミュージシャンなどの音楽に携わる人たちは、音感が良いため発音が上達が早いと言われています。

私の友人にプロのバイオリニストがいますが、

「英語を聞いて何を言っているかははっきり聞き取れる。けれど、聞き取った英語の意味が分からない」
と言っていました。

 

多くの人は英語の聞き取りで苦戦するのですが、耳がいい人たちは持ち前の音感でその壁をあっさり乗り越えてしまいます。

また、聞き取った音を正確に真似する能力にも長けているので、発音の上達がとても早いです。

 

 

肺活量がある人は発音の上達が早い

英語の発音では日本語の2倍以上の量の息を消耗します。

そのため、英語の発音と肺活量はとても密接な関係にあります。

 

スポーツ選手で発音が上手な人がたくさんいますが、彼らの個人的な努力もさることながら日々のトレーニングによって培われた肺活量で発音力をカバーしている面も大きいです。

 

日本人の英語が聞き取りにくい原因の一つは息の短さ、弱さです。

その点、スポーツ選手は一般の人よりも吐く息が強いので、大きな声ではっきりと発音できる傾向があり、それにより英語の発音が上手に聞こえやすいです。

 

 

出歯の人も発音上達が早い

意外と知られていませんが、出歯の人も発音の上達が早いです。

なぜなら、出歯の人は唇が上に上がりやすいからです。

英語を発音するとき、唇を上に浮かせます。

そうすることで、ハイピッチサウンド(=高い周波数の音)が出るようになります。

 

 

よく英語圏の人たちが話すとき、笑顔で話されているとおもいます。

あれは、ハイピッチサウンドを出すために無意識に唇をあげた結果、歯が見えて笑顔に見えるのです。

 

ハイピッチサウンドが上手に出せると子音の発音がシャープになり、英語の発音全体がクリアになります。

出歯の人は生まれつきハイピッチサウンドを出しやすいため、英語の発音上達が早いのです。

 

 

著者プロフィール
HN:フォニックス教授
ニュージーランド国内で有名な5つ星ホテルに就職しキャリアを積み上げました。そこでの体験をもとに、ネイティブに通用する実践的な英語の身につけ方を発信してます。詳しくは、詳細ページへ。