英語の発音記号を学ぶ意義

発音記号と聞くと難しい印象を持たれる方が多いです。

実際、「読めない」とか「わからない」といった声はたくさんあります。

 

大変な思いをしてまで発音記号を学ぶ意義はどこにあるのでしょうか。

私自身の経験から「発音記号を勉強してよかった〜」と思った体験をまとめました。

 

英語の発音を視覚的に理解できる

発音記号を学ぶと、英語の発音を視覚的に理解できるようになります。

私は昔、walkとworkの発音の違いがよくわかりませんでした。

 

何度もネイティブに「ほら違うでしょ?」と言われても、「???」状態。

何となく違うっぽい気がする程度にしかわからなかったのです。

 

しかし、発音記号を見ると全く違います。walkは/wɔ:k/と発音し、workは/wə:rk/と発音しますと書かれれば、その違いが視覚的に理解できました。

そして視覚的に分かることで walk /wɔ:k/ と talk /tɔ:k/ は同じ発音なんだ!と横の繋がりも発見できます。

 

母音や子音の発音を覚えやすい

また、発音記号を活用すると母音や子音を覚えやすいというメリットもあります。

例えば、今日はwalkの発音を覚えましょう。「ウォッウォッ、ウォーク」と練習しても、さっぱりイメージが掴めないですよね。

けど、今日は 子音/w/ の音を覚えましょう。/w/の音は「口をすぼめて短くウッ」と発音します。といわれると、できそうな気がします。

 

そして、/w/の音は他の単語でも使われていて、walkやwork、wouldのwは同じ発音です。と言われると、発音記号ベースで覚えた音を無限に応用でき、学習効率が上がります。

このように発音記号を覚えることで得られるものは大きいです。

 

 

ちなみに、ネイティブは発音記号の存在すら知りません

日本ではそれなりに知名度のある発音記号ですが、ネイティブたちはその存在すら知らないようです。

私もニュージーランドに住んでいたとき、ネイティブに発音記号を突っ込まれ「へぇ日本人はそんな勉強の仕方してるんだ〜」と感心されたことがあります。

 

アルファベットでもないヘンテコな記号を見て、最初は別の言語だと思ったそうです。

私たちが日本語の発音記号を知らずして自然な日本語の発音を身につけたように、

彼らも英語の発音記号など知らず、それでも日々の生活で自然な発音を身につけています。

 

まとめ

英語の発音を身につける上で、発音記号は必須ではありません。

例えば海外に住んでいたり、職場にネイティブがいたりと自然な英語をたくさん聴ける環境にいるのであれば、日々の生活の中で正しい音を体で感じ取れます。

 

しかし、日本では活字で書かれた英語に触れる機会が圧倒的に多いです。

そうした状況だと発音記号を知っていた方が、発音への理解を深めれると思います。

 

著者プロフィール
HN:フォニックス教授
ニュージーランド国内で有名な5つ星ホテルに就職しキャリアを積み上げました。そこでの体験をもとに、ネイティブに通用する実践的な英語の身につけ方を発信してます。詳しくは、詳細ページへ。